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天然記念物が生息する豊かな自然が残るまち・大田原

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大田原市・松尾芭蕉と曽良
大田原市・松尾芭蕉と曽良

【まちの概要】国指定天然記念物が今も生息する、自然豊かな暮らしやすいまち

栃木県の北東部、東は茨城県久慈郡と福島県東白川郡に隣接している大田原市。市の面積は354.12平方キロメートルと比較的広いといえます。これは、いわゆる「平成の大合併」によって定められたものです。

市内を通る主な国道は、国道4号線・294号線・400号線・461号線です。また、鉄道についてはJR東北本線および東北新幹線が大田原市最西部・野崎地域を縦断しています。ともに市内を走る鉄道としては数キロメートル程度でありながら、東北本線については市内に野崎駅を有しています。市内に高速道路は走っていないものの、市をかすめるように東北自動車道が南北に伸びています。大田原市と隣接している那須郡に西那須野塩原インターチェンジがあるのですが、これは市内の主要道路である国道400号線と接続しています。このことから、非常に交通アクセスがよい地域であることがわかります。

2016年(平成28年)4月1日時点での人口は約7万5千人、2010年(平成22年)に行われた国勢調査によると、1平方キロメートルあたりの人口密度は219.5人。面積が広いので、ゆったり暮らせている環境がみえてきます。

気候については、夏と冬・朝と夜の気温差が大きい内陸性の気候を示しています。また、冬は降水量が比較的少なめです。

大田原市は、市の魚としても制定されているミヤコタナゴが生息していることで知られています。このミヤコタナゴは全国でも数箇所しか見られていない貴重な絶滅危惧種として、国指定天然記念物とされています。市内には自然保護地区としてミヤコタナゴが守られている地域もあり、豊かな自然の象徴でもあるといわれています。

【まちの歴史】新・大田原の歴史は新しくも、人々の生活は古に遡る。芭蕉との縁も有名

現在の大田原市は、前述の通り2005年(平成17年)11月の平成の大合併により、旧大田原市・旧湯津上村・旧黒羽町が合併して生まれたまちです。新・大田原市としてのあゆみはまだ始まったばかりですが、その歴史は現在より1万3千年も遡ります。遺跡発掘調査により旧石器が出土したことから、旧石器時代から人々がここで生活を送っていたことが判明しました。

平安時代には那須一族の荘園として居城が、さらに室町時代には那須家の家臣が大田原城を築城し、江戸時代には城下町・宿場町として栄えた歴史も持っています。

大田原市は、俳人・松尾芭蕉が弟子である曽良とともに奥の細道へと旅立った際、市内・黒羽に半月ほど立ち寄ったといわれています。そして、この黒羽で数々の句を読んだとされ、市内各所には句碑として残されています。芭蕉が句を読みたくなるような趣深い情景がこの大田原には存在していたのでしょう。

【移住ポイント】古民家への移住体験が可能!市と地域住民が共同で地域おこしを行う

大田原市では、大田原市への移住の促進をはかる一環として、田舎暮らし体験の家「大田原市南方古民家」の利用ができる事業を行っています。これは、大田原市外に住んでおり、かつ大田原市内に自己所有の住居がない人を対象に、積極的に地域住民と交流を行うことで大田原市の生活と魅力を知ってもらうためのもの。1ヶ月あたり4万円で、最長6ヶ月まで使用することができます。

また、大田原市には「大田原市地域おこし協力隊」として、14名の隊員が地域の活性化や移住・定住・定着を促進する活動を行っています。自治体としての大田原市だけでなく、地域住民も一緒になって大田原市をさらに住みよいまち・移住先に選ばれるまちとしての活動が積極的に行われていることのあらわれといえる事業のひとつです。

【ファミリー移住】こどもの健康と家計の出費、どちらにも優しい任意予防接種費用助成事業

小さなこどもがいる家庭で必ず行わなければならないもののひとつに予防接種があります。

予防接種は、疾患によって定期接種(公費負担)と任意接種(自己負担)があります。任意接種はその名の通り接種は任意なのですが、とはいってもこどものことを考えればできるだけ接種しておきたいもの。しかし、自己負担であるがために1回の接種で数千円~1万円強になるものも少なくありません。この費用の負担が重荷となり、やむなく接種を控える家庭もあるほどです。

しかし大田原市では、この任意接種のワクチンのうち、おたふくかぜワクチンとB型肝炎ワクチン、さらにロタウイルスワクチンについて、接種費用の助成を行っています。

具体的には、おたふくかぜワクチンは1回まで2550円、B型肝炎ワクチンは3回まで1回につき3600円、ロタウイルスワクチンは、ワクチンの種類によって接種必要回数まで4800円~7200円の助成を受けることができます。

この全ての助成を受けると、最大約2万8千円もの助成を受けることができます。子供のことを思うなら積極的に受けさせてあげたいワクチン。でも、それが金銭的な事情で受けられないとするのなら、この助成金は非常に家計を助けてくれる事業といえるでしょう。

【シングル移住】広々賃貸物件も安価に借りられる!自然を身近に感じられる施設も

大田原市の家賃相場は、ワンルーム~1Kで3.4万円です。ちなみに、~2DKの場合は4.36万円、~3DKであれば5.12万円と、かなり広い部屋を借りても5万円前後で借りることができます。大田原市で便利に生活するためにはマイカーは欠かせませんが、これだけ家賃がリーズナブルであればマイカー所有にかかる維持費の心配も必要ないでしょう。はじめてマイカーを所有するという場合でも、費用面で困ることはまずないと考えてよさそうです。市内の賃貸物件には、おおむね駐車場が完備もしくは近隣に用意されていることがほとんどです。

市街地であれば日常生活を送る上で不便なことはありません。コンビニやATMコーナー、病院なども問題なく利用できますが、やはり急な事態も鑑みてマイカーは必要になってきます。

市内には、キャンプが楽しめる公園や宿泊施設、日帰り温泉が数多く存在します。また、市の施設として「大田原市ふれあいの丘」があります。これは昆虫や植物の生態などを知ることができる「自然観察館」と、天体観測のできる「天文館」、陶芸や木工・工芸などの体験ができる学習・研修センター「シャトー・エスポワール」で構成されています。こどもから大人まで楽しめる施設ですので、いつもとは違った休暇を過ごすのにはもってこいでしょう。

【おしごと】多種な職種・業種は大きなまちならでは。起業支援も充実

仕事探しについてですが、都心部と大きく違うことはありません。一般的な職種・業種はおおむね求人がなされています。

地域性のある職業としては、立木の伐採・枝打ちの仕事や酒造勤務などがみられます。時々みられるこういった仕事に就いてみると、都心部ではすることのできない経験が期待できるのではないでしょうか。

大田原市では「企業再出発支援事業」を行っています。これは、新たに空き店舗を賃借する予定の人などに補助金を交付するものです。他にも創業支援資金の融資なども行っていますので、大田原市で創業を検討している場合は、大田原市役所商工観光課に問い合わせてみてください。